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NEWS2022.05.10 冷やし中華
こんにちは。
段々と気温が上がってきました。
暑い季節には冷たくさらさらとした物が特に食べたくなりますね。
そうめん、ざるそば、ぶっかけうどん、冷静パスタなど様々な冷たい麵料理がありますが、
やはり外せないのは冷やし中華ではないでしょうか。
冷やし中華は名前に「中華」と入っているので
中国から渡ってきた中華料理の一種と思われる方が多いですが、実は日本発祥の料理なのです。
冷やし中華とは?
冷やし中華は中華麺を茹でた後に冷水を流して麺を冷やし、その上に様々な具材を盛り付ける料理で
夏の俳句の季語になるほど夏の代表的な食べ物になっています。
盛り付けは深めの皿全体に面を平たく盛り、その上に細切りにした具材を乗せるのが一般的です。
具材は肉類(ハム、チャーシュー、蒸し鶏など)、錦糸卵、夏野菜(キュウリ、トマトなど)が使用されるのが一般的で、
彩りよくかつ、中心から放射線状に麺の上に盛られていきます。
かけ汁は醤油ベースと胡麻ベースの二種類がポピュラーで、具材の上からたっぷりとかけられます。
冷やし中華、発祥の地とされるお店について
冷やし中華の発祥については諸説ありますが、発祥とされる有力なお店が二店あります。
一つは東京都神田神保町の揚子江菜館、もう一つは宮城県仙台市錦町の龍亭です。
★揚子江菜館
今も現存する神田神保町の揚子江菜館では、
冷やし中華の原型となる料理が第二次世界大戦後、もしくは1933年頃に初めて作られたとされています。
その原型は細切りに切った具を皿に放射状に盛り付けた、既に現在の形に似たスタイルで
五色涼拌麺 ゴショクリャンバンメン (五目冷やしそば)というメニューとして当時から現在でも提供されています。
これは二代目オーナーの周子儀氏が、上海の料理である涼拌麺(もやしと細切りの肉を冷やした麺に乗せた料理)と
日本のざるそばからアイデアを思いついたとされています。
料理の特徴である細切りの具を麺の上に盛り付けるスタイルは、富士山とそこに積もった雪をイメージして作られたようです。
五色涼拌麺の味は黒酢を用いた独特な味わいとなっています。
★龍亭
仙台市の錦町に現存する龍亭では、1937年頃に冷やし中華の原型が作られたようです。
龍亭が当時所属していた「仙台支那ソバ同業組合」の会合で、
暑い夏に熱い料理が定番である中華料理をどう売り上げるかを考えました。
また仙台の七夕の季節に観光客に向けて売るご当地商品はどのようなものかについて話し合いがされ、
その中で考案されたと言われています。
そこで出来上がった冷たい中華麺を用いた料理は「涼拌麺」として龍亭で提供されました。
こちらも五色涼拌麺と同じく中国の涼拌麺からヒントを得たとされていますが
その盛り付けは現在の一般的な冷やし中華とは異なり、
キャベツ、キュウリ、ニンジン、トマト、チャーシューを麺の上に乗せたものでした。
タレは醤油に酢を加えさっぱりとした味に仕上げた、現在の冷やし中華と同じベースになっています。
この涼拌麺は一般的な当時のラーメンよりも二倍以上の価格なのにも関わらず、珍しさから人気を集めていきました。
冷やし中華が生まれた背景
そもそも冷やし中華がこれだけ日本で浸透した理由に、日本の水の綺麗さがあります。
中国は綺麗な水が入手できる環境が少なかったため、水を使った調理法はあまり好まれず
中国の涼拌麺は団扇で扇ぐ程度の冷まし方ですが、
日本では綺麗な水がどこでも手に入るため水で冷やして食す
そうめんやざるそばなどの冷たい麺料理が好まれてきました。
そのため中華そばも他の麺と同じように冷やしてみようという発想に至ったとされています。
その後
冷やし中華はその後市販で販売され、お茶の間に急速に広まっていきました。
1960年、龍亭のある仙台の製麺会社「だい久製麺」が、家庭用の冷やし中華を開発しました。
液状のタレをつけるというお手軽さから急速に家庭の人気料理となっていきました。
またこの商品の商品名が「元祖だい久・冷やし中華」であったことが
現在もお馴染みの「冷やし中華」と呼ばれるようになっていった所以です。
冷やし中華が食べたくなりました♪
そろそろ「冷やし中華」の旗を見かける事がこれから増えるでしょうか。
醤油もいいし胡麻ダレも美味しいですね!
しかし日本が発祥の食べ物だとは知りませんでした。
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事務吉田の文鳥さんは産んだ卵を毎日一生懸命に温めています。
温めているかと思えば、お腹の下からはみ出ている事も。。
今まで卵はまだ孵化したことがないので、今回はどうなるのかドキドキです。
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