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こんにちは。

 

 

 

 

 

秋の七草とは、山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ2首の歌にちなんでいます。

 

 

 

 

秋の七草とは

 

・オミナエシ

・ススキ

・ナデシコ

・キキョウ

・フジバカマ

・クズ

・ハギ

 

秋の七草は春の七草のように粥にして食べたりというようなことは特にありません。

 

平安時代の貴族は秋の七草が咲いていた花野を歩きながら歌を詠むという風流な遊びをしていました。

 

 

 

 

 

●ススキ

「尾花」はススキの別名です。

イネ科の多年草で草丈は1～2mになります。

集落付近や畔などによく茂っていたため、からぶき屋根の材料として使われることもあったそうです。

 

 

●クズ

マメ科に分類される大型のつる性植物です。

葛の根から取り出したデンプンは葛粉と呼ばれ、葛餅や葛切りの原材料として使われてきました。

 

 

●オミエナシ

オミエナシ科の多年草で、草丈が60～100cm程です。

8～10月頃に黄色い美しい花を咲かせる美花種です。

 

 

●フジバカマ

キク科の多年草で8～9月頃に白い花を咲かせます。

当たり前のように生えていたそうですが、現在では数が減り絶滅危惧種に指定されています。

 

 

●キキョウ

キキョウ科に属する多年草で草丈が40～100cm程です。

花がとても美しく今でも園芸種が多数流通しています。

花の造形の美しさから多くの武将の家紋として使われています。

 

 

●ハギ

マメ科ハギ属の総称で何種類もあります。

枝垂れるような姿の細枝から白やピンクの小さい花が多数開花します。

大㈱になるとかなりの迫力があります。

七草のひとつとなっていますが、植物の分類としては木本(落葉低木)です。

 

 

 

 

秋の七草は野に咲く花なので全てをお花屋さんで購入するのは難しいかもしれないです。

 

ススキとキキョウだけでも手に入った草花をあしらって秋の風情を感じてみませんか。

 

 

 

 

 

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